野茂しゃん。
「野茂はメジャーで通用するのか」
今から13年前、当時の近鉄バッファローズでエースだった野茂英雄がメジャーに挑戦した。
「無理に決まっている」。
当時のマスコミは野茂がメジャーで通用するわけないと書き立てた。
蓋を開けてみると…
メジャーの屈強な打者達が野茂の前に手も足も出なかった。
全身をフルに使ったトルネード投法から繰り出されるストレートとフォークに、空振りの山・山・山…。
野茂はその年マスコミの予想に反して、
新人王、奪三振王のタイトル、そしてオールスター先発投手という名誉な記録も残し、
日本人でもメジャーで十分にやれるということを実力で証明した。
そして現地では「NOMOマニア」と呼ばれるファンも現れて、野茂はファンに強烈な印象を残した。
先日、野茂が引退を表明した。
自分の中でまたひとつの時代が終わったような気がした。
桑田、古田、池山、新庄…
小学生のときに憧れていた選手がみんな辞めていく。
野茂もその一人だ。
アスリートもやはり年齢には勝てない…。
それは人間だと仕方のないこと。
だけどやっぱり寂しい。
ダルビッシュ、マーくん。。。
野茂に勝るとも劣らないであろう才能に溢れた若い投手はたくさんいる。
しかし、
野茂のトルネード投法はもう見ることができない。
あのストレートも、フォークボールも見ることができない。
野茂本人もそうだと思うけど、ファンも残念でならない…。
それだけ実力にも印象にも残る大投手でした。
本当にお疲れ様でした。
懐かしいCM。
無愛想でも野茂にはどこか愛着があります。
感動をありがとう。