感動のぺぺぺ。

今日は弟が引越しをするので朝から我が家はバタバタしていました。



「引越し」。
引越しと聞いて僕が真っ先に思い出すのが引越しのバイトです。
高校を卒業してから大学に入るまでのほんの1ヶ月弱ですが、
黒○コの引越しサービスで友人(トルシエ)とバイトをしてました。
1ヶ月しかしてないんですけどね、道後の人力車と同じぐらい印象に残ったバイトだったんです。
朝7時に我が家を出発し、自転車で川内にあるバイト先へ。
時には夜の11時ぐらいまで、ほぼ一日中引越し作業をやったときもありました。
そして自転車でバイト先まで3,40分ぐらいかかって行ってたと思います。
今となっては考えられない(めんどぐさがり屋なもんで)距離を通ってました。



「ぺッ、ペッ、ペッ」。



決して唾を吐いている動作ではありません。
これは、ぺッぺッぺッおじさんこと、
引越しのバイト先の上司、「キリちゃん(仮名)」の癖でした。
息を吐くときに口を閉じながら息を吐く癖があるんで「ぺ」と「プ」の間のような音をいつもキリちゃんは出していました。
「○○くん(僕の名前)、ペッ、もっと冷蔵庫は奥に入れて、ペッ、ペッ、ペッ…」。
重いものを持つときや、何かと集中しているときにキリちゃんの癖が出ます。
「ペッ、ペッ、ペッ…よっしゃ運ぶぞー、ペッ、ペッ、ペッ…」。
このキリちゃんの癖を友人トルシエがよくモノマネをし、僕らバイト生を笑わせていました。



でも本当にキリちゃんはええ人だったんです。
「○○くん、ジュース買ってきな、ペッ」
いつもキリちゃんは引越し作業に行く前にバイト生にジュースをおごってくれていました。
そして「はよ仕事終わらせたれ」っていう考えの人ではなかったんで、
一緒に仕事をしていてもやりやすかったです、そして優しい人でしたから。。。
引越しのバイト自体はもちろん楽なんかじゃなく、厳しかったんですけど、
バイトのみんな、特にキリちゃんには本当に優しくしてもらってたんで、
なんとか大学に入るまでの春休みの1ヶ月、耐えることができました…。



そんなことを弟の引越しの準備を見ていて思い出しました。
あれから4年。。。
キリちゃんは一体何をしてるんだろう。。。



そんなぺッぺッぺッおじさんこと、
「キリちゃん」を思い出していると、間もなくして引越し屋さんがやってきました。



「おはよーございますぅーー引越し屋○○運送ですーー」



「あ、ここに置いてる荷物を運ぶんですねー。ペッ」



「それでは今からすぐに運びますのでー。ペッ」



。。。


。。。


。。。



ん!?(つд⊂)ゴシゴシ



「ペッ」。



「ペッ、ペッ」。



「ペッ、ペッ、ペッ」www



オールバックの髪型、メガネ、黒光っているような焼けた肌、



そして…



「ペッ、ペッ、ペッ」www



アンビリーバボーとはまさにこのこと。



信じられない光景がそこにはありました。



「やぁ○○くん、元気そうやなーー^^ ペッ」。


キ、
キ、
キ、



キリちゃーーーーーん!!!!!ド━━━━m9(゚∀゚)━━━━ン!!



まさかのまさか…。
こんなところで会うなんて…(僕の家やぞw)。
てかなんでキリちゃんがここに!?
よーわからんけど、久しぶりに会えて嬉しかったです…。



あれからちょうど4年、感動すら覚えたキリちゃんとの再会でした。w



「ペッ、ペッ、ペッ、それじゃー今から運びますねー っしゃ、ペッ、ペッ、ペッ」。



「ペッ、ペッ、ペッ」www



キリちゃんは4年経ってもキリちゃんでしたw



いやー、ここ数年で一番ビックリした日やったかもなぁ…(;´∀`)



朝起きたときの体重 86.6キロ☆



明日は草野球。写真のように晴れてくれたらいいんだが…。