4年間での経験。

この松山生活も残りあと4日…。
今住んでいる部屋の契約書を見て気づいたことなんですけど、今の部屋は四年前の2月28日に契約したみたいで、
偶然にも契約した日と退出日が同じ2月28日になりました。
あれからちょうど四年…。
部屋を一目見て「ここにする!」って決めたっけ…。
短いようで長くて、長いようで短かった…。
楽しいことがあって苦しいときもあったそんな充実した四年間でした。


この四年間の生活でいろんなことに気付きました。
特に家族のありがたさ…。
炊事、洗濯、掃除、お金を生み出す大変さ…。
それまでそういうことを経験したことがなかったために、
それらを経験してからは親をバカにするとか考えられなくなりました。
自分の為にこれだけの事を今までやってきてくれてたんやなと思うと…。
自分はほんまワガママで子供だったんやなって…。


あと大学での野球も良い経験になったのかもしれません。
決して楽しくはなくむしろ嫌な思い出ばっかですけど、いろんな人と接することができて良かったなと。
野球が上手くなったとか上達するのも確かに大事ですけど、
野球の技術とかよりも他のことで学ぶことがたくさんありました。
特に最上級になってからやり始めた「学生コーチ」の経験は特に…。
ただノックをするだけのような楽なポジションに見えそうなんですが…。
他の人より上の立場になることなんて今までなかったために最初どうしていいのかわかりませんでした。
野球の技術がないから学生コーチになったのに…
逆に選手に指示しないといけない、
ときには厳しい言葉も言わなければいけない、
上の立場になるから選手のお手本になるような発言や態度を取らないといけない…。
選手の気持ちを考えたり、何かあったときには相談に乗ったり、どうやったらチーム全体が盛り上がるんだろとかも考えてみたり…。

それまで「なぁなぁ」で過ごしてきた自分とはまるで正反対の環境、そして立場になって…

まぁそれが完璧に出来たかと言えば嘘になってしまうんですが、
今まで経験したことがないことを経験できたり考えたりすることができてほんまに良かったと思います。
野球に関しては結果がでなくて目標も薄れていき、
野球部に所属すること自体無意味と思った頃もあったんですけど、
結果的に一番勉強になったところでした…。
やなわらばー」を乗せて走った道後での人力車のバイトももちろん良い思い出です。


それもこれもこうやって様々な経験を良い経験として思えるのもみんなのサポートがあったからこそなわけで…。
一人だったら確実に嫌なことから逃げていただろうし(逃げたこともあったw)、
自分だけの視野であらゆる物事を見てしまうような小さな人間になっていたと思います。
いくらしっかりしていても人間一人では生きていけれんなと…。
そして僕は本当に周りの人達に恵まれたなと…。
この四年間で僕は成長できたかは確かではありませんが、
これまで経験したことのない貴重な四年間だったということは間違いありません。
そのことをサポートしてくれた奇跡の確率で出会えたみんなにはほんまに感謝。。。
ほんまありがとうございました。。。